夏の長野・木曽駒ヶ岳、登山の思い出
2020年夏に行った長野の木曽駒ヶ岳(標高2,956m)。
初めて行った本格的な登山でした。ケーブルカーにも乗り、初心者でも気軽に登山が楽しめました。
装備も普通のスニーカーで、長袖とお菓子を持って。今思うと高山にしては軽すぎる準備で行ったのは反省ですが、天気の良い日にしっかり準備すれば初心者でも行ける山なんだと思います。

早朝、駒ヶ根の菅の台バスセンターを出発して30分。そして、しらび平駅からロープウェイで一気に標高2612mの千畳敷駅へ上がります。


早朝は小雨、標高も高くて九月なのに寒い…。今思えば装備も貧弱で、Tシャツ綿シャツ、底ツルツルのスニーカー、ワークマンのパンツ、20リットルのザックにはお菓子とタオルと水。知らないとは言え、よく不安なく登ったものです。

この日のルートは、千畳敷駅〜宝剣山荘〜中岳〜木曽駒ヶ岳の往復。

コロナ禍で在宅勤務が長かったので、筋肉が落ち体が重い…。千畳敷駅から急な斜面、岩、階段を登るのが体力不足の私にはとても辛かったです。しかし、朝露なのか雲なのかで湿っている緑や岩は美しい。
1時間ぐらい経ったかどうか。ようやく急斜面を登り切ると開けた土地に出ます。名前の通り乗越浄土、天国のような心地。平らな土地の有り難さ。。
小雨とモヤで視界が悪く20m先が見えないぐらいなのでその場で休憩。夏の昼間でも高所はこんなに寒いこと、知りませんでした。少し待つとすぐ近くに山荘が見えたので、そこで雨宿りしつつ休憩します。
(ここまで大変な登りが続くなら、ここで帰りたいなあ…と思ったことを思い出します。)
数十分休んで、雨が上がったので登山再開です。




山荘を出ると、あまり急な道はなく、広々とした景色と岩を楽しめました。(写真の順番はわからなくなっているので順不同です)
一歩一歩、景色が変わっていくこと。広い空間にいると開放的な気持ちになることに驚きました。
山荘の前にポツポツと張られている、色鮮やかなテントを見ていつかテント泊もしてみたいなあ、とその時は思ったのでした。
元来た道を戻り無事に下山して、千畳敷カールをぐるっと一周。ここからの眺めももちろん素晴らしいので、足腰の悪い両親を連れてくるならここだけでも十分良いかもしれないと思った。
下山後のお楽しみ
帰りは、信州駒ヶ根高原 早太郎温泉 こまくさの湯で体をほぐして、駒ヶ根名物のソースカツ丼をいただきました。一人で来ていたらダラダラ休憩室で寝そべりたい。。
この温泉、アニメ「ゆるキャン△」にも登場していました。現実そのままの食堂がアニメにも出てきたので、映像見た時はなんだか嬉しかったあ。
翌日は、ウイスキー蒸留所・蔵・蒸溜所/マルス信州蒸溜所 | 本坊酒造株式会社へ見学。コロナで一部閉まってたけど、ウイスキーと南信州ビールを買って帰りました。美味しかったのでまたぜひ買いたい。

続いて、ログハウスのモデルルームが何棟もある、BESS駒ヶ根を見学。1時間は余裕で過ごせます。お洒落な長野暮らしに夢を膨らませます。土地さえあれば思ったよりお安く建てられそう。
別荘は管理も大変なので、移住ですかね・・・?

さらには寒天食品で有名な、北丘本店 | かんてんぱぱ(伊那食品工業株式会社)に行って寒天製品を爆買い。その中で是非お勧めしたいのは、①ジャガイモチーズポタージュ(でも他の味のポタージュもどれも美味しかった…)、②寒天を使った大根餅の粉、③サラダシーズニング。。。
他にも長野らしい美味い蕎麦屋、オシャレカフェや飲食店、地元のスーパーと沢山の良い場所があった。自然だけでももちろん良いですが、こういった寄り道も楽しいですね。また行きたくなってきたなあ。